修理部品が届き、試行錯誤の末になんとかReplicator2が動くようになりました。今回はその顛末と感想です。
ヒーターエラー! 温度の読み取りが失敗したよ。僕の接続をチェックして! だってさ…
修理部品が届き、試行錯誤の末になんとかReplicator2が動くようになりました。今回はその顛末と感想です。
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DARPA (国防高等研究計画局)という機関をご存知でしょうか。アメリカの国防総省の機関で、ハイリスクで野心的な技術開発を行っています。前身であるARPAの開発したARPA-netが後にインターネットに発展したことが有名ですが、SLS方式の3Dプリンターの開発も支援していたりします。
Photo by DARPA
MOI - Moment of Inspirationは低価格の3DCADソフトです。デザイナーやアーティスト向けとされていますが、Macに対応している数少ないCADソフトであり、評判も良いので30日間のトライアル版を試してみる事にしました。
「3Dプリンタの社会的影響を考える」という小冊子がKindleストアで無料配布されています。著者は小林啓倫という経営コンサルタントの方です。
英国の民間団体による政策提言レポートを参考に、3Dプリンターが社会にもたらすメリットとデメリット、今後の課題について概観しています。3Dプリンターによってもたらされるメリットについては、既にクリス・アンダーソンの「MAKER」などが出版されて各所で議論されていますが、デメリットについてまとめたものは多くないと思いますので紹介してみます。
最近、よく積層痕についてネットで話題になっているようです。3Dプリンターは立体の断面を平面に印刷し、その層を積み重ねて立体を造形しますが、積み重ねた層の段が積層痕として残ります。これが結構目立つため、なめらかな表面をしたプラスチック製品に慣れた私たちの間隔からすると、「汚く」見えてしまうのです(積み重ねる層の厚さが薄ければ薄いほど、積層痕は目立たなくなります)。私たちは解像度という言葉から表面の滑らかさを期待しますが、3Dプリンターの解像度というのは実際どのようなものなのでしょうか。
調べてみると、3Dプリンターの「滑らかさ≒解像度」には3つの要素があるようです。
デジタル・ファブリケーションによって個人によるモノ作りが可能になる、と言われていますが、それは具体的にはどのような形になるのでしょうか。1つのビジョンはMakerbotのCEO、Bre Pettisが言っているようなホーム3Dプリンティングでしょう。各家庭に3Dプリンターが普及し、iTunes Storeのようなオンラインショップから欲しい物の3Dデータをダウンロードして印刷するという未来です。しかし、もう一つの方法は3Dプリンター等のデジタル工作機を活用したビジネスです。
さて、先日注文したReplicator2の到着を首を長ーくして待っているのですが、未だに発送されていません。そろそろ、と思っていたらMakerbotよりお知らせが…
どうやらこの前のハリケーン、サンディの影響で出荷が遅れている様子。だいぶ遅れを取り戻してきたから、もうちょっと待ってね!(超意訳) だそうです。先日Makerbotのオンラインストアを覗いたところ、Replicator2のリードタイムが8週間になっていました。おお、こんなに売れてるのか! とかのんきに思ってたんですが、ハリケーンの影響だったみたいです。
購入時に4〜6週間で出荷の予定で、すでに4週間は過ぎています。来週出荷されたとしても輸入に1週間くらいはかかるでしょうから、到着するのは早くても月末ぐらいでしょうか。願わくば8週間待ちにだけはならないでほしい…
前回でFusion Inventorで簡単なモデルを作成してみましたが、今度は「メカニズム」を作ってみます。Fusionには3Dモデルを作成する機能の他、モデル間の関係を定義して機械の動きをシミュレーションする機能があります。実際に使ってみると、おおっ!、と思う機能ではないでしょうか。
一昔前は3D CADというと少なくとも数十万はする業務用ソフトで、個人には縁がないイメージでしたが、最近は個人でも購入できる低価格または無料のCADが登場してきました。
今回Autodesk Inventor Fusionという無料の3D CADソフトを見つけたので、3Dプリンター用にモデルを作成するためにも試してみる事にしました。Autodeskというと、個人向けだとSketchBookシリーズのようなお絵描きソフトが評判ですが、業務用ソフトではAutoCADやInventorといったプロ向けCADソフトで有名な会社です。おもしろい事にAutodeskはデジタル・ファブリケーションに関心が高いらしく、MacAppStoreのFusionのページにも3Dプリンターのモデルを作るのにいいよ! と宣伝されていますし、Fusion以外にもAutodesk 123Dという無料3D CADを配布していたりします(Mac OSXは非対応)
ようやく今日受け取れたので、午後一気に読んでしまいました。もう既に時代はここまで来ているのか、が一読後の感想です。
Makerとは、DIYで様々な物作りをする個人や少人数のグループです。しかも単なる趣味としてDIYをするのではなく、彼らは時には数ヶ月のスピードで事業を立ち上げ、成功してしまいます。「MAKER」では自身もこうした人々(Makers)の一人であるクリス・アンダーソン氏が、このムーブメントの背景と現在、そして未来について語っています。
前回の記事で各社の3Dプリンターを比較したわけですが、この中からMakerbotのReplicator2を購入する事にしました。0.1mmという高い解像度に加えて、比較したうちでも最大の印刷サイズは魅力的です。PLAには不安もありますが最新機種を試したいという気持ちも強いですしね。それに、ハック好きのMaker達に掛かれば、ABSをReplicator2で印刷するハックが登場するはずという勝手な期待もあったり。
それと、個人向け3Dプリンターの雄であるMakerbot Industryの製品であるという点も考慮しました。ベンチャー企業が多いので、将来にわたって製品サポートや付属ソフトのアップデートなどが継続されるかというリスクもあるからです。
というわけで、今回は参考になるかは微妙ですが、Makerbot公式サイトからのネットショッピングです。
前回から続きます。
先月突如発表され、各所で話題をさらった3Dプリンターです。他のプリンターが全てプラスチックを溶かして積層するFDM方式なのに対して、Form1は紫外線に反応して硬化する樹脂を使った光造形方式を採用しています。その解像度はなんと0.025mm! 出力サンプルの写真を見ても、その精細さは他のプリンターと隔絶しています。
ここ1年ほどで3Dプリンターは個人でも「買える」ようになりましたが、実際に3Dプリンターを「使う」ためには何が必要でしょうか?
ちょっと古いようですが、3DプリンターメーカーのMakerbotのサイトにHow-To-Printなるサイトがありましたのでそこを覗いてみます。原文にはかなり詳細な手順が説明してありますが、買う前の下調べですので簡単なポイントだけ。
※米国Makerbot社のReplicator2の印刷の様子です。(かなり早送りされています。Makerbotの公式動画より)
3Dプリンターが欲しくてたまりません。何に使うのかと聞かれて、「買ってから考える」と答える位、後先考えずに欲しいです。
というわけで、これからしばらくかけて私が3Dプリンターを買うまでを書こうと思います。
自分は今、パーソナル・ファブリケーションだとかデジタル・ファブリケーションだとかMakeだとか言われている出来事に強烈な関心を抱いてます。何故なら、それが私たちの社会や生活を大きく変えてしまうかもしれないからです。
デジタル・ファブリケーションとは、パソコンで操作できる小型の工作機械(たとえば3Dプリンター)を活用した、個人によるモノ作りです。ハイテクなDIYといったらイメージしやすいでしょうか。ただし、DIYと違うのは壁のペンキ塗りや本棚作りだけでなく、いままで企業しかできなかったような工業製品を作れる可能性があるということです。お店で製品を買うのではなく、自分で好きなデザインやサイズのテレビを作ることができたらすごいと思いませんか? モノ作りが工場ではなく家庭で行われる新しい時代がやって来ようとしています。
もちろん、現時点ではまだまだ可能性の話です。今はまだ、品質的にもデジタル・ファブリケーションによって作られる物と企業による製品とでは差があります。デジタル・ファブリケーションに挑戦している人達もいわゆるギーク(おたく)っぽいマニアな人達で、普通の人は3Dプリンタって何? という具合でしょう。ですが、そうした人達の中からベンチャー企業がいくつか出てきて、一部で注目をあびるようにもなってきました。日本でも、今年の6月に慶応大の田中浩也氏が「FabLife」というデジタル・ファブリケーションをテーマにした本を出版して話題になっています。
ところで私自身は別にエンジシアでも研究者でもありません。ごく普通のサラリーマンです(ギークのぬるい端くれではありますが)専門知識があるわけではありません。モノ作りといっても自分には技術的に高度な話ができる訳ではないのです。このブログでは、そんな自分がデジタル・ファブリケーションによって何ができるようになるのか? とか、デジタル・ファブリケーションの中心である海外(主にアメリカ)で何がおこっているのか、といったことについて、書いていこうと思います。
でも、一番気になるのはデジタル・ファブリケーションが私たちの世界をどう変えてしまうのかです。FabLifeのなかで、田中浩也氏はデジタル・ファブリケーションによって家内制機械工業が可能になるのではないか、と書かれています。家内制工業と聞いて私がイメージするのはイタリア・ルネッサンス期の芸術家達の工房。ダ・ヴィンチのようなマエストロが活躍する、そんな時代が再びやってくるのか? それがこのブログのテーマです。
関連するリンク
http://fablabjapan.org
http://ja.wikipedia.org/wiki/ファブラボ
FabLife-―デジタルファブリケーションから生まれる「つくりかたの未来」
http://www.amazon.co.jp/dp/4873115558/