2013年3月26日火曜日

123D Designでの形状の結合・カット・分離 使い方メモ#2

2回目のメモは形状の結合やカット、いわゆるブーリアン演算についてです。一般的なCGソフトでもよく使われる操作ですのでスケッチ機能ほどCAD独特の機能ではありませんが、STLへのExportの関係で癖があったりもするのでメモしておきます。

123D Splash

Autodesk 123D Design



1. 形状の追加・削除・重複・新規作成(Construct)

Construct

Constructメニュー。左からExtrude(押出)、Sweep(線に沿って押出)、Revolve(回転)、Loft(面の形成)

スケッチを使わずに、立方体などの形状を直接作成した場合でも、形状を細かく作り込んでいく際に一番使うのはConstructメニューのExtrude(押し出し)ツールでしょう。

形状の面の上にスケッチを作成し、そこからExtrudeツールで形状を追加したり削除したりできます。

スクリーンショット 2013 03 17 1 59 40

スケッチから押出(Extrude)をする様子

形状を追加(Join)するのか、削除(Cut)するのか、重複部分を求める(Intersect)のか、新規ソリッドを作成するのかは下の画面のように選択できます。

スクリーンショット 2013 03 17 1 59 47

追加(Join)、削除(Cut)、重なり合い(Intersect)、新規ソリッド(New Solid)の選択

Cut

押出(削除)で立方体の一部を切り取った様子

追加(Join)を選択した場合と新規ソリッド(New Solid)を選択した場合、一見同じ結果に見えます。しかし、追加の場合は、追加された形状が既存の形状の一部になるのに対して、新規ソリッドの場合は別の独立した形状(ソリッド)が作成されます。

ちなみにSweep(パスに沿った押出)ツールやRevolve(回転押出)ツールでも同様の編集が可能です。

Sweep cut

Sweepツールによって線に沿って削除を行っている様子

2. 複数形状の合成・削除・積(Combine)

Combine

Combineツール

Combineツールによってソリッド同士を合体させたり、ソリッドを使って別のソリッドの一部を削除する事も可能です。

Combine2

球とトーラスをCombineツールを使って編集する様子

Grouping機能によって複数のソリッドをグループ化することもできます。ただし、この場合は複数のソリッドのグループとして扱われるため、単一のソリッドに合成されることは有りません。

Grouping

Groupingメニュー

例えば、2つの立方体をCombineを使って結合した場合と、Groupingを使ってグループ化した場合とでは下の図のようにデータの扱いが異なります。

Concept body

左がCombineツールで結合して単一のソリッドにした場合。右はGroupingで複数のソリッドをグループ化した場合

注意する必要があるのは、123D DesignからSTL形式に出力する際、123D Designは一つのソリッドしか出力してくれないということです。上図の右の例のようにグループ化で2つの立方体をまとめていた場合、STLとして出力される形状は片方の立方体だけです。

なぜ単一のソリッドしか出力しない仕様なのかは分かりませんが… ちなみにMakerbotの3Dプリント用ソフト、Makerwareでは複数のソリッドを重ねた状態にしても正常に出力してくれます。

IMG 2680

2つのソリッド、Mr.Jawsと20mmキャリブレーションキューブを重ねて出力した結果

3. 形状の分割(Modify)

Modify

Modifyメニュー

作成したソリッドを分割する事もできます。Modifyメニュー内のSplit Solidツールを使用します。分割する対象のソリッドを選択し、次に切断する線を選択するとその線に沿った切断面が表示されます。

Split body

ソリッドの切断面

Split2

ソリッドを分割した様子

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