2012年12月30日日曜日

3Dプリンターを買おう!(8) テストプリントと… あれ、初期不良?

開梱がおわったので早速セットアップと印刷を! と思ったら、思わぬ展開になってしまいました。

Rep2startup

というわけで今回は、セットアップとテストプリント。そして初期不良との遭遇です。セットアップについてはGIGAZINEさんのこちらの記事にも詳しいので、ぜひ読んでみてください。Makerbotの公式動画も参考になります。



1. セットアップ

セットアップは付属品の取り付け、電源コードやUSBの取り付け、プリンター本体の印刷テーブルの調整、フィラメント(印刷用の樹脂ワイヤー)の差し込みです。

Spool
これがスプール。本体のおまけなので小さめです

Holder
スプール用のホルダー

スプール(フィラメントを巻き付けたもの)用のホルダーは引っ掛けるだけなので簡単に差し込めますが、ホルダーにスプールをはめるのがちょっと面倒です。ホルダーを手で絞ってからスプールを差し込むのですが、力加減が分かりにくい。マニュアルにはホルダーをプリンター本体に取り付けてからスプールを差し込むように指示されていますが、逆の順番でやった方が簡単かもしれません。ただし、スプールは反時計回りに回転するとフィラメントが出て行くように取り付ける必要があります。はめ込む向きを間違えると引っかかってしまうようなのでご注意を。

フィラメントのガイドチューブの取り付けも簡単ですね。特に説明不要。

 

3P 2P
Amazonなら300円位でもあるようです

Rep2power
丸くなっている方が上です

電源はアメリカ仕様ですので、変換コネクターを買ってくる必要があります。といってもパソコンや家電で時々見るアース端子がついているタイプなので、大きめの家電量販店で600円程度で買えると思います。

ちなみに電源ケーブルの端子が昔懐かしのパラレルポートなんですね。丸い端子なので、差し込むときに正しい向きがよくわからずに参りました。ピンの配置を差し込み口と見比べて、矢印が描かれている方が下だと判明。

 

Leveling
Leveling2

電源を入れるとセットアップ用のプログラムが始まります。最初は印刷テーブルの位置調整です。付属しているMakerbotの名刺を使って、印刷テーブルと印刷ヘッドの隙間が0.1mm程度になるように調整してやります。テーブルを支えるプラットフォームの下部に3ヶ所のネジがついており、これを緩めたり締めたりする事で微調整をおこないます。この際、テーブルの奥、右側、左側の3ヶ所を調整していくのですが、印刷ヘッドに名刺が微かにひっかかるようにします。この「微かに」という感覚が分かりづらいのですけど、名刺をテーブル上でスライドしたときにヘッドにあたってる感覚があるけど抵抗はほぼ感じない位が良いようです。というのも印刷テーブルは厚みのあるアクリルなんですが、やはり重さで反るのか、調整してもテーブル中央が周辺に比べて隙間が狭くなるのです。調整するときに抵抗がはっきり分かる位に調整してしまうと、最後に印刷ヘッドが中央に来てときに名刺が隙間に入らなくなってしまいます。

テーブルの位置調整が終わると、フィラメントを印刷ヘッドに挿入します。最初に印刷テーブルが下に下がり、印刷ヘッドの加熱が開始します。240℃近くまで加熱されますので間違ってヘッドに触らないように注意してください。下手な家庭用オーブントースターより高温です。加熱が終わったら印刷ヘッドの上部からフィラメントをゆっくりと押し込んでやります。ノズルから溶けたプラスチックの紐が出てくるのが確認できたらOKです。ボタンを押して挿入を完了し、ノズルの先から出たプラスチックを手で取り除きます。これでセットアップは全て完了です!

 

2. テストプリント

Replicator2には付属のSDカードにサンプルの印刷用データがいくつか含まれています。これを使って早速テストプリントをしましょう。今回選択したのはStrechy Braceletというデータ。伸び縮みするプラスチックのブレスレットです。Replicator2のコンソールからデータを選択し、印刷を開始します。印刷解像度は特に設定できませんでしたが、0.27mmで印刷されました。

Heating

ちなみに印刷ヘッドが加熱開始すると、温度に合わせてLEDの色が変化します。カッコいい演出ですね、ワクワクしてしまいました。

そして印刷開始。印刷ヘッドがガシャガシャ高速で動く作動音で一昔前のプリンターみたいな音がします。深夜だとちょっと気を遣うかもしれません。匂いに関してはそれほど気になりませんでした。ABSに比べると無いも同然です。ただし、鼻のいい人はやはり気になるようです。

Testprint

正確に比較できていないので分かりませんが、印刷速度はかなり速そうです。Maker Faire Tokyoで見た他のプリンターと比べて、印刷ヘッドの動きが1段早い印象です。Strechy Braceletも13分で印刷完了してしまいました。マニュアルには40分と書いてあったので、予想外に早く完了してびっくり。40分は旧機種の時間なんでしょうか。それとも解像度0.1mmで印刷した時の時間?

Testprint bracelet

これが完成したStretchy Braceletです。最後の方の層(上面のあたり)が乱れているのが分かりますか? 夕方で気温が下がったのでくっつかなかったのかと思ったのですが…

3. そしてなんと初期不良が…

Error
まさかのエラー…

印刷完了後、Replicator2のコンソールにエラーの表示が。印刷ヘッドの温度が読み取れないとのこと。不審に思いつつも再度他の印刷を試すと、ヘッドが加熱されずに印刷開始してしまいます。当然プラスチックは溶けていませんので、プラスチックは印刷される事無く、印刷ヘッドが空しくテーブルの上をガシャガシャ動き回るシャドープリンティング状態。どうやら温度が読み取れないので、事故を防ぐために加熱をインターロックしているようです。テストプリントの最後の方の層がおかしかったのも、どうもこれが原因で加熱が止まったのではないかと。

早速サポートにメールをして相談したところ交換部品(温度センサー)を送ってもらう事になりました。部品到着と交換作業は年明け以降になりそうです。

しかし初期不良を引き当てるとはついていないなぁ…

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