2012年11月5日月曜日

初めてのCAD(2) Autodesk Inventor Fusionを試してみる(後編)

Inventor Fusion

前回でFusion Inventorで簡単なモデルを作成してみましたが、今度は「メカニズム」を作ってみます。Fusionには3Dモデルを作成する機能の他、モデル間の関係を定義して機械の動きをシミュレーションする機能があります。実際に使ってみると、おおっ!、と思う機能ではないでしょうか。



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ちょっと分かりづらいですが、チュートリアルを参考に作成したのが上のモデルです 。簡単な物ですが、慣れないのもあって半日仕事になってしまいました。長方形の台の上にレバーを倒すとシャフトが前後する機構が作ってあります。右側にL字型のレバー、左側にあるのがシャフトです。

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モデル間の関係は「ジョイント」と呼ばれる機能で定義します。例えばモデルの穴と、そこに通す軸を指定し、動きの種類(回転運動なのか、固定なのか、前後運動なのか)を設定してやります。この際に、目分量で位置決めした穴を使おうとすると角度・距離がおかしい等のエラーが出たりして修正するのに苦労しました。適当に形状を作らずに、軸の中心軸上に中心から右に15mmの位置、などと位置決めを正確にしないとうまく動かないようです。

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レバーを倒してシャフトが引っ張られた状態です。なにか機械的なからくりのある物を作りたいときに実際に物を作る前にアイデアをテストできるので、非常に便利な機能です。ただしモデル同士の衝突判定まではしてくれないようなので、例えばこのモデルだとレバーとシャフトを繋いでいるジョイント部が台座にもぐり込んでしまったりする事もあります。

しばらくInventor Fusionを試してみましたが非常に高機能で良いソフトです。モデルの作成方法にCAD特有の癖がある物の、基本的な考え方さえわかればUIも分かりやすいと言えます。ただし、私の環境(4年前のMacBookPro 13", メモリ4GB)ではいささか不安定でした。フルスクリーンモードの時やメモリーが少ない時は頻繁にクラッシュするため、他のアプリを終了してメモリーを確保し、こまめに保存しなければならないのが煩わしかったです。ただし、メモリーがもっと潤沢で新しいマシンであれば改善されるかもしれません。無料である事を考えれば、ぜひ活用したいソフトです。

チュートリアルビデオ(英語です)

ユーザーインターフェイスの紹介
モデルの作成方法
ボディとコンポーネントの説明(1)および(2)
ジョイントとメカニズムの説明 

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