2012年10月20日土曜日

ダ・ヴィンチは帰還するか?


Davinci 自分は今、パーソナル・ファブリケーションだとかデジタル・ファブリケーションだとかMakeだとか言われている出来事に強烈な関心を抱いてます。何故なら、それが私たちの社会や生活を大きく変えてしまうかもしれないからです。

デジタル・ファブリケーションとは、パソコンで操作できる小型の工作機械(たとえば3Dプリンター)を活用した、個人によるモノ作りです。ハイテクなDIYといったらイメージしやすいでしょうか。ただし、DIYと違うのは壁のペンキ塗りや本棚作りだけでなく、いままで企業しかできなかったような工業製品を作れる可能性があるということです。お店で製品を買うのではなく、自分で好きなデザインやサイズのテレビを作ることができたらすごいと思いませんか? モノ作りが工場ではなく家庭で行われる新しい時代がやって来ようとしています。

もちろん、現時点ではまだまだ可能性の話です。今はまだ、品質的にもデジタル・ファブリケーションによって作られる物と企業による製品とでは差があります。デジタル・ファブリケーションに挑戦している人達もいわゆるギーク(おたく)っぽいマニアな人達で、普通の人は3Dプリンタって何? という具合でしょう。ですが、そうした人達の中からベンチャー企業がいくつか出てきて、一部で注目をあびるようにもなってきました。日本でも、今年の6月に慶応大の田中浩也氏が「FabLife」というデジタル・ファブリケーションをテーマにした本を出版して話題になっています。

ところで私自身は別にエンジシアでも研究者でもありません。ごく普通のサラリーマンです(ギークのぬるい端くれではありますが)専門知識があるわけではありません。モノ作りといっても自分には技術的に高度な話ができる訳ではないのです。このブログでは、そんな自分がデジタル・ファブリケーションによって何ができるようになるのか? とか、デジタル・ファブリケーションの中心である海外(主にアメリカ)で何がおこっているのか、といったことについて、書いていこうと思います。

でも、一番気になるのはデジタル・ファブリケーションが私たちの世界をどう変えてしまうのかです。FabLifeのなかで、田中浩也氏はデジタル・ファブリケーションによって家内制機械工業が可能になるのではないか、と書かれています。家内制工業と聞いて私がイメージするのはイタリア・ルネッサンス期の芸術家達の工房。ダ・ヴィンチのようなマエストロが活躍する、そんな時代が再びやってくるのか? それがこのブログのテーマです。 

関連するリンク
http://fablabjapan.org
http://ja.wikipedia.org/wiki/ファブラボ

FabLife-―デジタルファブリケーションから生まれる「つくりかたの未来」
http://www.amazon.co.jp/dp/4873115558/

0 件のコメント:

コメントを投稿